胡耀邦元総書記の三男、胡徳華氏「中国の改革開放に最も貢献したのは日本」―香港紙

Record China    2014年4月17日(木) 22時6分

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16日、香港紙・大公報(電子版)は、故・胡耀邦元総書記の三男、胡徳華氏が日本メディアの取材に対し、「中国の改革開放に最も貢献したのは日本だ」と述べたと伝えた。写真は浙江省にある胡元総書記の銅像。

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2014年4月16日、香港紙・大公報(電子版)は、故・胡耀邦(フー・ヤオバン)元総書記の三男、胡徳華(フー・ダーホア)氏が日本メディアの取材に対し、「中国の改革開放に最も貢献したのは日本だ」と述べたと伝えた。

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胡徳華氏は15日、江西省九江市の共青城で行われた胡元総書記の追悼式典に出席した際、日本メディアの取材に応じた。

胡徳華氏はその中で、「中国の改革開放に最も貢献し、最も支持したのは米国でもソ連でも欧州でもなく、日本だ」と指摘した。また、1945年に胡元総書記が重い肝臓病を患い、命を落としそうになった時も「最後に治してくれたのは日本人の医師だった」と語った。

この発言について、北京大学国際関係学院の梁雲翔(リアン・ユンシアン)教授は、「当時はソ連という共通の脅威に対し、中国は日本の資金や技術を、日本は中国の原材料や市場を欲するなど、経済の相互依存が強く、両国関係が最も良かった時期だ」とした一方で、「共通の脅威が消えた今では、経済も相互依存から競争へと変化した。かつて脇に置いていた問題で争いが起きている」とも指摘した。(翻訳・編集/NY)

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