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中国で活躍するドキュメンタリー監督の竹内亮氏が14日、中国版ツイッター・微博に「ネットの暴力」に関する体験と思いをつづった。
中国で活躍するドキュメンタリー監督の竹内亮氏が14日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に「ネットの暴力」に関する体験と思いをつづった。中国のネットユーザーからは大きな反響が寄せられている。
竹内氏は「ネット暴力の被害に遭ったらどうすればいい」とのハッシュタグを付け、「私は日本のネットユーザーに『お前は中国政府のスパイだ』と言われたことがある(泣)。中国のネットユーザーには『お前は日本政府のスパイだ』と言われた(泣)。でも、多くの日中のネットユーザーは『頑張って!』『あなたの映像が好き』と前向きなコメントをしてくれる」と自身の体験を紹介。その上で、「自分が正しいと思うことなら、続ければいいと思う」と笑顔の絵文字と共に投稿した。
中国のネットユーザーからは、「実はおじさん(竹内さん)は二重スパイなのよ」「私は韓国政府のスパイだと思う」「宇宙人のスパイだろう」など冗談めかしたコメントも寄せられているが、多くは「私に言わせれば、あなたは中日友好の使者」「誰しもに好かれる有名人なんていない。だから頑張って!」「大多数の人は友好的。一部の人の言うことなんて気にすることはないよ」「いろんな人がいるからね。(自分の)心に恥じなければそれでいいんだよ」「人気が出ればたたかれるもの。頑張ってね」「自分の道を行け。言いたいやつには言わせておけ。応援する」など好意的な声だった。
南京市在住の竹内氏が2015年から撮影を始めたドキュメンタリー作品「僕がここに住む理由」は、中国で大きな反響を呼んだ。18年には同作にGENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカル・片寄涼太、乃木坂46の齋藤飛鳥らが出演。20年には、新型コロナウイルスの感染が拡大した武漢市の様子を伝える「お久しぶりです、武漢(好久不見、武漢)」や「コロナ流行後の時代(后疫情時代)」を配信。華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は今年6日の会見で「彼のように中国の真実を伝える人が必要」と称賛した。(翻訳・編集/北田)
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