<韓国船沈没>避難誘導せず脱出の船長、刑事責任問われる可能性―韓国メディア

Record China    2014年4月17日(木) 21時30分

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17日、韓国・聯合ニュースは、韓国の南西部・珍島の沖合で修学旅行の高校生ら475人を乗せた旅客船が沈没した事故で、乗客の避難誘導をせず脱出したイ・ジュンソク船長について「船員法違反で刑事責任を問われる可能性がある」と伝えた。写真は韓国のニュース報道。

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2014年4月17日、韓国・聯合ニュースは、韓国の南西部・珍島の沖合で修学旅行の高校生ら475人を乗せた旅客船が沈没した事故で、乗客の避難誘導をせず脱出したイ・ジュンソク船長について「船員法違反で刑事責任を問われる可能性がある」と伝えた。

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複数の目撃者の証言によると、イ船長は船内に多くの乗客が残っているにもかかわらず、海洋警察に向け救難信号を発した後、すぐに逃げ出したという。「船員法」の規定では遭難した場合、船長は乗客や船体、貨物を全力で守る義務があると定められている。違反した場合は5年以下の懲役が科される可能性がある。

また、韓国海運業界関係者は、イ船長が二級航海士の免許しか持っていないことを指摘。韓国の船舶職員法によると、二級航海士は3000トン級旅客船を短期航路で操縦できるが、沈没した船は韓国最大級の客船だったため、関係者から「操縦は妥当だったのか」と疑問の声が上がっている。(翻訳・編集/AA)

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