人民網日本語版 2021年1月15日(金) 17時50分
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税関総署は14日、2020年の通年の輸出入データを発表した。写真はマスク工場。
税関総署は14日、2020年の通年の輸出入データを発表した。それによると、2020年3月から年末の時点で、全国の税関で検査・通関手続・輸出が行われた新型コロナウイルス感染症の主要防疫物資は価格にして4385億元(1元は約16.0円)に上った。同時に、ノートパソコンなどを中心とした「おうち経済」関連製品は前年比8.5%増の2兆5100億元に上り、感染症の流行中に各国の人々が家の中で生活、勤務するニーズに応えた。
税関総署の李魁文報道官は、「輸出された主な防疫物資のうち、マスクは2242億枚が輸出され、価格は3400億元となり、中国を除く世界各国の人々に1人あたり40枚近いマスクを提供した計算になる。このうちサージカルマスクは650億枚で全体の3割を占めた。このほか防護服は23億1000万枚が輸出され、うち医療用防護服は7億7300万枚、医療用ゴーグルは2億8900万個、医療用手袋は29億2000万双だった」と説明した。
医療機器では、人工呼吸器27万1000台を輸出し、そのうち非侵襲的人工呼吸器が21万2000台、患者モニターが66万3000台、赤外線体温計が1億1900万台だった。またPCR検査キット10億8000万人分を輸出し、新型コロナウイルスの検査をバックアップした。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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