Record China 2021年1月18日(月) 8時40分
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中国遼寧省瀋陽市内でこのほど、住人全員を対象とした新型コロナウイルスPCR検査を受けない住人を「しらみ潰し」に調査していたところ(写真)、うち1人が21年前の殺人事件の容疑者だったことが分かった。
15日付の中国メディア、観察者網などによると、遼寧省瀋陽市内でこのほど、ボランティアグループが住人全員を対象とした3回目の新型コロナウイルスPCR検査を受けない住人を「しらみ潰し」に調査していたところ、うち1人が21年前の殺人事件の容疑者だったことが分かった。
ボランティア・グループの「盛京義勇」が、新型コロナウイルスPCR検査を受けない住人を「しらみ潰し」に調査していたところ、男性一人が自らの身分情報を示そうとしなかった。グループは不審だとして、瀋陽市公安局(市警)の皇姑分局遼河派出所に通報した。
派出所から出動した警察官が男性に面会して質問したが、男性はそれでも身分関連の情報を示そうとしなかった。そのため警察官が調べたところ、男は吉林省で21年前に発生した殺人事件の容疑者で、捜査の網くぐ
り抜けて逃走していた37歳の男と分かった。男は偽名を使っていた。
警察官が男を署に連行して取り調べたところ、男は21年前に些細な原因で同級生を殺害して遺体を地中に埋めたことを認めた。皇姑分局は男を吉林省警察に引き渡す予定という。(翻訳・編集/如月隼人)
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