2014年4月18日、韓国・聯合ニュースによると、16日に起きた韓国旅客船「セウォル号」の沈没事故を受け、中国や米国などが韓国に救助活動への参加を申し出たことについて、韓国外交部は「各国の好意に非常に感謝している。援助が必要になった場合は関係部門と検討した上で、これらの国と相談する」とした。環球時報が伝えた。

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中央災害安全対策本部の発表によると、沈没した船には5人の外国人乗客が乗っており、うち3人が行方不明となっている。3人の内訳はロシア人1人と中国人2人で、中国人乗客は37歳の女性と38歳の男性だった。

韓国外交部の趙泰永（チョ・テヨン）報道官は17日の定例記者会見で、「この船に乗っていた壇園高校で学ぶロシア人学生1人が行方不明となり、2人のフィリピン人は救助された」とし、各国の駐韓国大使館に状況を知らせたと説明した。また、「犠牲者に哀悼の意を表す。行方不明となった方ができるだけ早く救助されることを願っており、韓国外交部も全力を挙げて対応する」と述べた。（翻訳・編集/北田）