安倍首相の“韓国語あいさつ事件”の衝撃―中国メディア

Record China    2014年4月18日(金) 18時53分

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18日、新民周刊は「安倍首相の“韓国語あいさつ事件”の衝撃」と題する記事を掲載した。資料写真。

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2014年4月18日、新民周刊は「安倍首相の“韓国語あいさつ事件”の衝撃」と題する記事を掲載した。以下はその概要。

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先日、オランダで行われた日米韓首脳会談で、日本の安倍首相は韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領に対して韓国語で「お会いできてうれしいです」と話しかけた。安倍首相は韓国との関係改善を狙ったが、朴大統領の反応は予想以上に冷ややかで、結果は明らかな失敗だった。

朴大統領はなぜ、安倍首相にここまで強烈な憎悪を示すのか。首脳会談を行わない理由として朴大統領が挙げているのは、「日本政府の誤った歴史観」だ。具体的に言えば、慰安婦問題、竹島(独島)問題、靖国参拝問題などだろう。また、日本人の間では「朴大統領には何か別の意図があるのではないか」とも噂された。

3カ国首脳会談後、ある日本の高官は「あの件ではっきりした。朴大統領は日本と安倍首相が嫌いなのだ」と述べている。朴大統領の冷ややかな態度を、日本人は容認するはずだった。しかし、朴大統領は海外でたびたび日本の「悪口」を宣伝して回っていたことが、日本人には怒りとして蓄積されていた。これには日本人と韓国人の違いが存在する。

韓国人は普通、事が起きたときにはその場で発散し、怒りを蓄積させない。一方、日本人は1つ1つの細かいことに腹を立てないが、怒りを蓄積させていく。韓国人にはそれが理解できないため、韓国人は日本人に対して言いたい放題言い、耐えていた日本人にも限界が来たのだ。

日本人は朴大統領を「ヒステリー女」だと感じ、韓国人は「極右の安倍が日本の首相になったからだ」と考えている。しかし、最大の問題は韓国が「首脳会談を行わない」としていることが、日本への圧力になっていないことだ。この点から見ると、朴大統領の当ては外れている。日本は何が何でも韓国との関係を強化する必要はないと考えているからだ。安倍首相の“韓国語あいさつ事件”が、日本と韓国のどちらに有利に働くかは、判断が難しいところである。(翻訳・編集/北田

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