また!クリームで乳児の顔が肥大化―中国

Record China    2021年1月20日(水) 0時20分

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18日、澎湃新聞は、「塗ったら顔が腫れた」などのクレームが相次いだ赤ちゃん用クリームについて、広東省の衛生監督当局が生産停止を命じたと報じた。

2021年1月18日、澎湃新聞は、「塗ったら顔が腫れた」などのクレームが相次いだ赤ちゃん用クリームについて、広東省の衛生監督当局が生産停止を命じたと報じた。

記事は、このほど「戒之館」ブランドの乳児用クリームを使用したところ、乳児に顔の腫れや発毛といった症状が現れたとのクレームが消費者から相次いだと紹介。広東省衛生監督所が18日に生産企業と販売企業の現場調査を実施し、製品サンプルを検査機関に送って詳しい検査を行うとともに、当該製品の生産停止、販売停止を命じたと伝えた。

その上で、同ブランドの乳児用クリームについては以前より使用後の異常が発生していたとし、雲南省シーサンパンナで昨年7月に当該製品を乳児の娘に塗布したところ、使用開始からおよそ1カ月半で顔の腫れや異常な発毛、発育遅延などの症状が出たとの報告があったと伝えた。また、広東省広州市でも昨年9月末にネット上で購入した当該製品を乳児の尻に塗布したところ多汗、顔の肥大といった症状が発生したと訴える消費者がいることを紹介している。

記事によれば、当該製品は主にECサイトを通じて販売されていたとのことで、当局はネット上で引き続き当該製品が販売されていないか、抜き打ち調査を実施することを明らかにした。

乳児用クリームを巡っては、福建省漳州市の衛生当局が今月8日、「使用者に体毛の増加、顔の腫れ、発育の遅れ」などの症状が起きているとして、メーカーに回収命令を出していた。当局によれば、クリームにはホルモンが違法に添加されていた可能性があるという。(翻訳・編集/川尻

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