2014年4月18日、中国電影公司（チャイナフィルム）とパラマウント映画が北京で、3Dファンタジー映画「マルコ・ポーロ」の製作発表と契約調印式を行った。映画情報サイト・時光網が伝えた。

【その他の写真】

中国最大の配給会社・中国電影公司とパラマウント映画がタッグを組み、映画「マルコ・ポーロ」を製作することが明らかに。18日、開催中の第4回北京国際映画祭で契約調印式が行われ、中国電影公司の喇培康（ラー・ペイカン）社長、パラマウント映画のロブ・ムーア副会長らが出席した。

2012年のカンヌ国際映画祭で製作情報が持ち上がっていた。当時は、「ザ・セル（2000年）」などで知られるターセム・シン監督がメガホンを執り、中国の女優コン・リー（鞏俐）がモンゴルの女王を演じると報じられていた。両社によるとクランクインは今年10月の予定で、マルコ・ポーロ役にはハリウッドの人気俳優を起用予定。ハリウッドと中国、韓国からキャストが集結するという。

ロブ・ムーア副会長によると、映画市場の発展がめざましい中国について、「より広く深く関わることができるチャンスを探していた。『マルコ・ポーロ』は東西文化の壁を越え、世界中が共鳴できるテーマだと思う」とコメントしている。（翻訳・編集/Mathilda）