東京に来てがっかりする中国人も、「道路が狭く、中国の小都市にも及ばない」―中国メディア

Record China    2021年1月20日(水) 20時20分

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中国・騰訊網に19日、「世界レベルの大都市と認められている東京だが、実際に訪れてがっかりする中国人もいる」との記事が掲載された。資料写真。

中国・騰訊網に19日、「世界レベルの大都市と認められている東京だが、実際に訪れてがっかりする中国人もいる」との記事が掲載された。

記事は「世界レベルの大都市と認められている東京。その都市建設レベル、管理レベルは非常に高く、多くの都市の手本になっている」と切り出し、たくさんの人が「東京は世界的大都市なのだからあちこちに高層ビルがあって道路もすごく広いはず」と想像していると指摘。そして「だが、東京を訪れるとがっかりした気分になる。超高層ビルだらけということはなく、道路も比較的狭い。中国国内の広い道路とは対照的だ」と続け、「中心エリアでも広々とした道路はほとんど見られない。6車線ならなかなかのものと言ってよいだろう」などと説明する。

さらに、「新宿などの繁華街は狭い道路の両側に看板が数多く掲げられていて昼間でも薄暗い」とした上で、「東京が道路を拡張しなかった原因はたくさんある。まず、都市計画が早くに確定していて勝手に調整することはできない。次に土地の私有が道路両側の大規模な立ち退きをできなくした。三つ目として、広すぎる道路は両側の商業的雰囲気に影響を与える。四つ目は大規模な公共交通システムなど交通問題には他の解決方式があるためだ」と紹介。「東京の道路は相対的に狭いとは言え、さまざまな措置の下、交通渋滞はさほど深刻ではない」「都市も人体のように太い動脈だけではだめで、毛細血管も必要。狭い通りは都市の交通にとって巨大な分流作用を生む」とも論じた。

そして、「中国人観光客からすれば、(日本で見られる)4車線の幹線道路はかなり立派さに欠ける。中国国内の都市は近年、急速な発展を遂げ、小都市であっても12車線の大通りを備えているところは多い。国際的な大都市である東京で道路がこれほど狭いと非常に失望させられる」とし、実際のところこうした状況は東京に限らず、海外の多くの都市でも狭くて老朽化していると指摘。最後は「このような東京の市街地をあなたは混みあっていると思うだろうか。それとも生活感を覚えるのだろうか」と締めくくった。(翻訳・編集/野谷

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