仏教音楽1000年の秘伝!流失した楽譜50年ぶりに戻る―河南省開封市

Record China    2007年6月8日(金) 20時23分

拡大

2007年6月6日、河南省開封市の大相国寺秘伝の楽譜が50年ぶりに戻ってきた。民間の音楽家から入手していた河南省芸術研究院が無償で大相国寺に贈与した。

(1 / 3 枚)

2007年6月6日、河南省開封市の大相国寺秘伝の楽譜が50年ぶりに戻ってきた。河南省芸術研究院が無償で大相国寺に贈与した。同院と大相国寺は以後楽譜を共同研究する契約も交わした。

その他の写真

大相国寺は西暦555年に創建された。唐宋期には中国最大の寺院でもあった由緒正しき古刹だ。同寺は仏教音楽を重んじることで知られており、宋代初期から専門の楽隊を組織しているという。寺院内には劇場や広場があり、参拝客にも仏教音楽を披露している。2002年には仏教文化芸術団を組織、その仏教音楽は河南省非物質文化遺産に指定された。***

1949年の中華人民共和国成立前後、混乱のなか、大相国寺の宝である「仏楽秘譜」が流失してしまった。以来50年間、楽譜は失われたままだったが、このたび河南省芸術研究院から三冊組の「仏楽秘譜」が返還されることになった。同院は1954年に民間の音楽家から「仏楽秘譜」を収集し、保管していたという。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携