Record China 2021年1月25日(月) 18時20分
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中国版ゴールデンラズベリー賞の金掃箒奨(金のほうき賞)で今年のノミネートリストが公表され、「陰陽師」を実写化した「晴雅集」など10作品が「最も残念な映画賞」の候補作となっている。
映画雑誌「青年電影手冊」が毎年発表し、今年で12回目を迎える金掃箒奨は、年を重ねる毎に注目度が高まり、人気投票には数多くの映画ファンが参加。今年は一般投票が今月5日~20日にかけて行われ、その中から映画関係者による最終選考が行われ、24日にノミネートリストが公表された。
2020年に中国で劇場公開された映画を対象にした「最も残念な映画賞」には、「陰陽師」を実写化した「晴雅集」や、人気俳優リー・シエン(李現)主演のファンタジー時代劇「赤狐書生」、ジャッキー・チェン(成龍)の「急先鋒」(Vanguard)を含む10作品が選ばれた。
「晴雅集」は昨年12月に公開されたが、メガホンを執ったグオ・ジンミン(郭敬明)監督の盗作疑惑によって急きょ公開中止となり世間を騒がせた。人気ネット小説を実写化した「赤狐書生」は、「リー・シエンの無駄遣い」の声も上がり、興行的にも苦戦した作品。新型コロナウイルスの影響で公開時期を大きく遅らせた「急先鋒」には、「いつものジャッキー映画で新鮮さがない」「2時間が異常に長く感じられる映画」などといった酷評が集まっている。
金掃箒奨では「最も残念な映画賞」のほか、「最も残念な俳優賞」「最も残念な女優賞」など6部門が用意され、それぞれのノミネートリストも一斉に公表されている。なお、授賞式は3月に開催予定となっている。(Mathilda)
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