Record China 2014年4月22日(火) 19時5分
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20日、韓国メディアによると、韓国南西部沖で沈没した旅客船「セウォル号」が仁川港に提出した安全検査報告の中身は、積載した貨物や車両、乗員などの数が事実と大きく異なっていた。写真は事故に関する韓国の報道。
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2014年4月20日、韓国KBSテレビによると、韓国南西部沖で沈没した旅客船「セウォル号」が仁川港に提出した安全検査報告の中身は、積載した貨物や車両、乗員などの数が事実と大きく異なっていた。中国紙・法制晩報(電子版)が伝えた。
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セウォル号が仁川港を出港する際に、イ・ジュンソク船長が自ら記入して提出した安全検査報告書には、乗船人員について、乗客450人、乗務員24人の計474人と書かれていた。同船の最大乗船人員は474人だが、船舶会社の発表では477人となり、再度修正されて475人となった。また、積載貨物量に関しては、一般貨物が657トン、車両が150台となっていたが、実際には一般貨物が1157トン、車両が180台積載されたほか、150個のコンテナが積まれていたことが分かった。関係者は「船長が重量税をごまかすため、故意に積載量を過小報告した。積載量の超過が船体の傾きに影響を与えた可能性が高い」と指摘している。
船長や乗務員が乗客の避難誘導を放棄し、真っ先に船から脱出したことについて、韓国紙・朝鮮日報は「今回の惨劇は単なる座礁ではなく、典型的な人災だ」と厳しく非難している。(翻訳・編集/本郷)
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