Record China 2021年1月27日(水) 10時20分
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韓国のサムスングループ経営トップでサムスン電子副会長の李在鎔被告が、朴槿恵前大統領らへの贈賄罪に問われた差し戻し審で実刑判決を受けて再収監された。写真はソウル。
韓国のサムスングループ経営トップでサムスン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)被告が、朴槿恵(パク・クネ)前大統領らへの贈賄罪に問われた差し戻し審で実刑判決を受けて再収監された。
これに関連し、米ボイス・オブ・アメリカの中国語版サイトは26日、「韓国の政治と財閥の関係は大きな転換に直面している」との見方が出ていると伝えている。
李被告の差し戻し控訴審で、ソウル高裁は18日、懲役2年6月(求刑懲役9年)の実刑判決を言い渡し、被告は法廷で拘束された。高裁は「被告は朴前大統領の賄賂要求に便乗して積極的に賄賂を提供し、黙示的ではあるが(グループ経営権の)継承のため、大統領の権限を使うよう求める趣旨の不正な請託をした」と判断した。
李被告は25日、弁護人を通じて「今回の判決を謙虚に受け入れる」とし、再上告しない方針を表明した。李被告は逮捕から1年近く収監されたことがあり、判決確定後、仮釈放などがなければ、来年7月まで服役することになる。
ボイス・オブ・アメリカは、今回の判決について、財閥オーナーがいくら重い罪を犯しても、「懲役3年、執行猶予5年」の寛大な処罰を受けるという「3・5の法則」が破られたことは韓国の各界に驚きを与えたと指摘。韓国の法曹関係者のコメントとして、「これは韓国の政治と財閥の関係の転換を明確に示すシグナルだ」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)
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