成都市の女性、書簡代筆で創業 ラブレターが最多

CRI online    2021年1月26日(火) 18時40分

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四川省成都市出身の1980年代生まれの声静さん。昨年の新型コロナウイルス感染の拡大に伴う自粛期間に、書簡の代筆を始めました。資料写真。

四川省成都市出身の1980年代生まれの声静さん。昨年の新型コロナウイルス感染の拡大に伴う自粛期間に、書簡の代筆を始めました。

手紙は声さんにとって特別な意味があります。子供の頃、声さんは北京と南京に住む二人の兄とよく文通していました。この経験から、声さんは2020年2月に手探りで淘宝(タオバオ)に店を開き、余暇を利用して手紙の代筆業務を始めました。現在までに700通ほど書いたといいます。

代筆には二タイプあります。一つは依頼人が最終原稿を準備し、声さんが万年筆で文字を書き写すもの。もう一つは依頼人が手紙にしたい内容を提供し、声さんが整理して完成品にするものです。

声さんが引き受けた依頼には、ラブレター、感謝の手紙、謝罪の手紙、祝福の手紙などがあります。その中で最も多いのはラブレターで、相手を引き止めようとする手紙(3000~4000字)の文字数は告白の手紙(400~500字)の7、8倍になるそうです。感謝の手紙の多くは、教師と医師にささげるものです。これらの手紙を通して、声さんは無数の物語と出会いました。(提供/CRI

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