2014年4月22日、環球時報（電子版）によると、韓国南西部・珍島沖で起きた旅客船沈没事故で、遺体で収容された外国人の乗客3人のうち、中国人1人の名前が乗船者名簿にないことが分かった。韓国政府が発表した同名簿について「信頼できない」との声が上がっている。

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韓国・聯合ニュースによると、乗客476人のうち、これまでに外国人3人が遺体で発見された。うち1人は中国人（朝鮮族）、もう1人は修学旅行で乗っていた檀園高校のロシア人生徒だったが、残る1人の中国人の前が乗船名簿になかったという。このため「韓国政府が発表した乗船者名簿は事実と合っていない」との見方が出ている。

同船の乗客数について、韓国政府は事故発生当日477人と発表。その後459人、462人、475人と二転三転し、最終的に476人としていた。また、韓国海洋警察関係者は「（乗船者数など）データは対策本部が提供したもの」としているのに対し、対策本部側は「データは海洋警察が把握している」と説明。依然として情報が混乱している状態だ。（翻訳・編集/AA）