サムスンのブランド価値、1000億ドル突破し世界5位=ネットには「サムスン副会長の釈放」求める声

Record China    2021年1月28日(木) 11時20分

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27日、韓国・朝鮮ビズは、サムスングループのブランド価値が1000億ドルを突破し、世界5位になったと報じた。写真はサムスンのスマートフォン。

2021年1月27日、韓国・朝鮮ビズは、サムスングループのブランド価値が1000億ドル(約10兆4000億円)を突破し、世界5位になったと報じた。

英ブランドコンサルティング専門会社・ブランドファイナンスが26日(現地時間)に発表した報告書「2021年グローバル500大ブランド」によると、サムスングループのブランド価値は1026億2300万ドルで世界5位となり、昨年より8.6%増加した。サムスングループにはサムスン電子やサムスンディスプレイなど系列会社が含まれている。

サムスングループのブランド価値は2011年に215億ドルで世界18位となり、その後スマートフォン市場における成功により2012年は6位に急上昇。2013年から2015年までは3年連続で2位を記録した。しかし2016年に「Galaxy Note7」の発火事故により約28%減少して7位(586億ドル)まで下落。2019年からは毎年5位を維持しているという。

ブランドファイナンスは「サムスンはアジア最高のブランドパワーを持っている」とした上で、「2020年にGalaxy S20など5Gスマートフォンを発売して以来、市場革新を先導するイメージも構築している」と説明したという。

1位はアップル(2634億ドル)、2位はアマゾン(2542億ドル)、3位はグーグル(1912億ドル)、4位はマイクロソフト(1404億ドル)だった。全500大企業のブランド価値は計7兆1256億ドルで、国別では米国が46%で最も多く、中国(20%)、日本(6.5%)、ドイツ(5.9%)、フランス(4%)、韓国(2.8%)、英国(2.5%)と続いた。

サムスングループをめぐっては、経営トップの李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が先日、朴槿恵(パク・クネ)前大統領への贈賄罪などに問われた差し戻し審で実刑判決を言い渡され再収監された。そのため、この記事を見た韓国のネットユーザーからは「李氏を早く刑務所から出して」「この時代、国の経済を生き返らせてくれる者が真の愛国者。愛国者を早く釈放して」など、李氏の釈放を求める声が相次いで上がっている。また「早く会社を外国に移転した方がいい」「自分が李在鎔だったら、韓国とはもうおさらばしてる」との声も。

韓国政府に対しては「韓国政府は本当に恥ずかしい」「表彰してもおかしくない李氏を拘束するなんて。この国はおかしい」など非難の声が上がっている。(翻訳・編集/松村)

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