中韓首脳が電話会談=関係発展や北朝鮮情勢について意見交換―中国メディア

Record China    2014年4月24日(木) 11時2分

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23日、中国の習近平国家主席は、韓国の朴槿恵大統領と電話会談し、中韓関係や北朝鮮情勢について意見交換した。資料写真。

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2014年4月23日、新華社によると、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は23日午前、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と電話会談した。

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習主席は、「韓国との関係はとても良好だ」とした上で、「先月、オランダ・ハーグで開かれた核安全保障サミット期間の会談で、両国関係の発展を絶えず推し進め、地域の平和と安定を守るという共通の願いを再確認できた。両国が連絡を密に取り合うことは、中韓関係の緊密さと重要性を示すものだ」と指摘。朴大統領に対し、11月に中国で開催予定のAPEC非公式首脳会議への出席を歓迎する意向を示した。

朴大統領も、「中国とは各分野で緊密に連携し、国民同士の友好も深まっている」と指摘。「習主席が韓国を訪問し、両国関係と重要な問題について意見交換できることを期待し歓迎する」と語った。

習主席はまた、旅客船「セウォル号」沈没について「不幸で重大な事故が起き、中国人4人を含む多くの死者と安否不明者が出たことに心を痛めている。事故に遭われた方に改めて深い哀悼の意を示す」とした上で、救助設備を早急に現地へ向かわせると述べた。

朴大統領は謝意を示した上で、「行方不明者の中に中国人も含まれていることを遺憾に思う」と述べた。また、中国人乗客を多数乗せ消息を絶ったマレーシア航空機についても弔意を示した。

北朝鮮情勢について、習主席は「中国は朝鮮半島の非核化を実現し、平和と安定を維持するため、各当事者間の対話を説得するなど、最善の努力を尽くしている」と強調。朴大統領も「中国の建設的な努力を称賛し感謝している。中国と引き続き、対話や連携を続けていきたい」と述べた。(翻訳・編集/NY)

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