カナダ大使館職員が「武漢コウモリ」柄Tシャツをオーダー?中国側「徹底調査を」―中国メディア

Record China    2021年2月3日(水) 13時20分

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チャイナデイリーは3日、中国にあるカナダ大使館の職員が「武漢コウモリ」のTシャツを注文したとの問題をめぐり、中国外交部の汪文斌報道官が「カナダ側に徹底調査を求めた」と説明したことを報じた。

中国の英字紙チャイナデイリーは3日、中国にあるカナダ大使館の職員が「武漢コウモリ」のTシャツを注文したとの問題をめぐり、中国外交部の汪文斌(ワン・ウエンビン)報道官が「カナダ側に徹底調査を求めた」と説明したことを報じた。

店の責任者がSNSを使って最近報告したというこの問題は、カナダ大使館職員が昨年、「武漢コウモリ」がデザインされたTシャツのオーダーメードを依頼したというもので、1日の定例会見を担当した汪報道官に中国側の見解を問う質問が寄せられた。

これに対し、汪報道官は「報道に注意している」とした上で、新型コロナウイルスは人類共通の敵だと指摘。「世界保健機関(WHO)と国際社会はウイルスと特定の国・地域を関連付けることに明確に反対している」「この職員の振る舞いは在中大使館の外交官という身分と著しく合致しておらず、中国側は仰天した」などと述べ、カナダ側に直ちに徹底調査を行うよう求めたことを明らかにした。

記事が店の責任者の報告内容として伝えたところによると、この職員は昨年5月、SNSを通じて中国のEC業者に「Tシャツをオーダーメードしたい」と連絡。サンプル図を送ったのは2カ月後のことで、そこには文字が記されたコウモリが描かれていた。その文字について職員は「クールという意味を示すものだ」と説明したが、コウモリの図案は非常に敏感である上、文字は「武漢」の英語表記だったこと、サンプルの送付先としてカナダ大使館の住所が伝えられたことが業者の疑念を呼んだという。

記事はまた、「このデザインについてカナダ側は『コウモリのように見えるが、米国の音楽グループだ』と表明している」とも伝えた。(翻訳・編集/野谷

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