Record China 2021年2月6日(土) 21時40分
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中国湖南省永州市の食品市場で1月31日に撮影された映像が、中国で物議を醸している。
頭条新聞など複数の中国メディアによると、同市新田県の市場で猫が生きたまま食用として販売されており、現場で食肉処理も行われていた。現在、この一角はすでに封鎖されているといい、地元当局は「現在、猫の肉や犬の肉に動物検疫合格証を発行することはできない」としている。
法律家の範辰(ファン・チェン)氏は、「動物を食肉処理、販売、輸送するためには、所在地の動物衛生監督機関に検疫を申請しなければならい」とし、猫の肉を販売していた業者の行為は違法になる可能性があると指摘した。
また、「猫の肉は食べてもよいのか?」との質問に「法律上は保護動物ではないため、猫の肉を食べても違法ではない。しかし、感情的な面からは多くの人々に受け入れられるものではないし、食品市場で処分すべきではない」と回答した。
中国のネットユーザーからは、「猫はかわいいのに、殺すなんてしていいはずがない!」「残忍すぎる。よくそんなことができるな」「猫に犬…みんなかわいそうすぎる。保護される対象になってないなんて」「中には首輪をした猫もいた。どこかの家の飼い猫(を盗んできた)でないと言い切れるだろうか?」「どうせほとんどが盗んできた人んちの猫だろう。まったくよくやるもんだよ」と言った批判の声が殺到した。
また、「何でも食べるんだな」「ハクビシンを食べて問題になったばかりなのに…」「猫なんて肉も少ないし、食べてもおいしくないだろうに」「文明的な国で猫や犬を食べてるところは一つもない」「逆に考えると、市場で猫を飼う人って食べるためじゃなく虐殺するのを楽しんでいるのではないか」といったコメントも寄せられるなど、非難一色となっている。(翻訳・編集/北田)
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