anomado 2021年2月7日(日) 9時0分
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娘のために名前の商標登録を出願したファーウェイCEOのレン・ジェンフェイ氏。公私混同との非難を受けて、社員への謝罪コメントを投稿した。写真はアナベル・ヤオ
今年1月14日、ファーウェイ(華為技術)CEOの娘アナベル・ヤオ(姚安娜)が芸能界デビューを発表し、世間を驚かせたことは記憶に新しい。彼女の芸能プロダクションを選ぶ際には、父親のレン・ジェンフェイ(任正非)CEOが自ら足を運んで確認するという、娘の寵愛ぶりも話題となった。
ところが1月25日には、ファーウェイ社がアナベルの本名「姚思為」と芸名「姚安娜」、およびそれぞれの英字表記「YAO AIWEI」、「YAO ANNA」などを商標出願したため、会社の「公私混同」に非難が殺到した。
事態を重く受け止めたのか、父親であるレン・ジェンフェイ(任正非)CEOは社内SNSで社員に向けて、釈明と謝罪のメッセージを投稿した。
「すでに一部の企業や個人が、アナベルの名前で商標出願をしたことが確認されています。そこで、他人に名義を悪用されるのを防ぐために、率先して出願することにいたしました。中国の商標登記法には、企業または資格のある自営業者のみが出願できると記されています。アナベルは大学を卒業したばかりで、まだ個人事務所を設立してないため、ファーウェイ社が代わりに出願を行いました。今後、アナベルの事務所が立ち上がり次第、商標権を譲渡し費用を請求します。会社の資源を私的な目的で使用したことについて、深くお詫び申し上げます」
「ファーウェイの令嬢」というだけで、ちょっとしたことがニュースになってしまうアナベル・ヤオ。世間の風当たりは今後しばらく強いかもしれない。(提供/華流・anomado)
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