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中国メディアの大河報は8日、あるネットユーザーが「両親の結婚写真が知らない間になぜかテレビドラマで使われていた」と指摘したことを紹介した。
中国メディアの大河報は8日、あるネットユーザーが「両親の結婚写真が知らない間になぜかテレビドラマで使われていた」と指摘したことを紹介した。
記事によると、問題の写真が登場したのは「假日暖洋洋」というドラマ。劇中の人物の「親」にされただけでなく、「若くして亡くなった」という設定だったという。
作品側は6日夜に「スタッフの不注意が原因だった」と謝罪声明を出し、内容の差し替えや関係者を除名処分にすることなどを説明。その上で、「スタッフの管理を強化し、再発を防ぐ」と強調した。
中国でこうした問題は今回が初めてではなく、昨年8月には広東省の男性がメディアに「自分の携帯電話の番号が人気ドラマで使われた。視聴者に『登場人物の番号だ』と誤解され、毎日数百件もの電話やメッセージが寄せられる。夜中の2時、3時まで続くことすらある」と訴えたことがあったという。
記事では、北京の著名弁護士が「制作側は確認も許可もなく、ドラマの中で個人情報を勝手に公開し、当事者の権益を損ねた。主観的な悪意は存在していないが、その放任行為には主観的過失が存在し、原告のプライバシーを侵害した」と指摘していることも紹介された。(翻訳・編集/野谷)
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