今年の春節（旧正月）は多くの出稼ぎ労働者が「現在いるところで新年を」という感染拡大防止のための呼びかけに応じて故郷に帰らないことになりますが、出稼ぎ労働者にとって一番心配なのが、家にいる親と子供のことです。

【その他の写真】

貴州省思南県麗景コミュニティーに住んでいる鴻磊ちゃんは今年6歳。鴻磊ちゃんは父親が深センで働いているため、普段は兄や祖母と一緒に暮らしています。例年なら、春節に故郷に帰省する父親は今年、深圳で春節を過ごします。

1月下旬から、思南県婦女連合など複数の部門が共同で「愛を家に」行動を展開し、ボランティアを組織して出稼ぎ労働者の親を持つ子供たちの世話をしています。2月5日、ボランティアたちは麗景コミュニティーに来て、兄弟二人とコミュニティーの他の二十数人に新しい文房具をプレゼントし、物語を話したり、一緒に窓花（窓に飾る切り紙）を切ってそれを張ったりして、子供たちと楽しいひと時を送り、心の触れ合いをしました。（提供/CRI）