李登輝氏にペットボトル事件、中国で大きく報道

Record China    2007年6月10日(日) 8時59分

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2007年6月9日、日本訪問を終え成田空港から帰国直前、李登輝・前台湾総統がペットボトルを投げつけられた事件、犯人が自称中国籍の男だったため、台湾だけでなく中国でも大きく報道された。資料写真。

2007年6月9日、日本訪問を終え成田空港から帰国する直前、李登輝・前台湾総統(84)がペットボトルを投げつけられ、自称中国籍、エンジニアの男が現行犯逮捕された。この事件は台湾だけでなく中国でも大きく報道された。

報道によると、現場となった第二ターミナルには約60人の支持者が見送りに来ており、男はその中に紛れて液体入りのペットボトル2本を投げつけた。同氏には当たらなかったが、落下音が大きく響いたため、警備員があわてて警護する態勢を取り、そばにいた曾文恵夫人も危うく転倒しかかるなど、現場は一時騒然となった。同氏は搭乗前、記者に台湾語で「大丈夫、大丈夫」と話し、気丈なところを見せていたが、曾夫人は不安を隠せない表情だったという。

同氏は滞在中、戦死した実兄の慰霊のため靖国神社を参拝しており、警察は事件との関連を調べているが、犯人の男はまだ詳細な供述はしていないもようだ。(翻訳・編集/WF)

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