韓国社会を震撼させた幼女性的暴行の元受刑者に多額の補助金、「人道主義の表れ」―米華字メディア

Record China    2021年2月13日(土) 20時0分

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11日、米華字メディア・多維新聞は、8歳女児への性的暴行で12年間服役し、昨年12月に出所した韓国のチョ・ドゥスン元受刑者が高額の補助金を受け取っていると報じた。写真は冬の韓国。

2021年2月11日、米華字メディア・多維新聞は、8歳女児への性的暴行で12年間服役し、昨年12月に出所した韓国のチョ・ドゥスン元受刑者が高額の補助金を受け取っていることについて「人道主義の表れとも言える」と評した。

チョ元受刑者が出所後に申請していた基礎年金、生活補助、住宅手当の受け取りがこのほど認められた。これにより、今年1月分よりチョ元受刑者夫妻には毎月120万ウォン(約11万円)の補助金が支給されることになった。

記事は、この補助金は養老年金のようなものであり、受領者は何の労働や代償の必要もなく受領することができると説明。「チョ元受刑者らは就労することなく、2020年における中国人の平均月間可処分所得のおよそ3倍額を毎月受け取ることができる」と伝えている。

また、120万ウォンという金額は中国の所得水準だけでなく、韓国国内においても決して少ない額ではないと指摘。韓国の末端公務員の月収が180万ウォン(約17万円)前後であり、無条件に得られる120万ウォンの補助は非常に手厚いとした。

記事は、この報道に対して多くの韓国ネットユーザーが「はっきり言って韓国の納税者全員に対する侮辱だ」など非常に強い反発が出たと伝える一方で、「韓国では犯罪の経歴は補助金の支給に影響しないため、チョ元受刑者の請求はあくまで合法的だ。そしてまた、現代社会の人道主義の表れとも言えるのである」と評した。(翻訳・編集/川尻

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