日本の人気声優が靖国参拝で中国人から批判、台湾人の反応は…―台湾メディア

Record China    2021年2月16日(火) 15時20分

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日本の声優・茅野愛衣さんが靖国神社を訪れ、中国の一部ネットユーザーから批判を浴びている問題で、台湾メディアは15日、台湾のネットユーザーの反応を紹介する記事を掲載した。

日本の人気声優・茅野愛衣さんが靖国神社を訪れ、中国の一部ネットユーザーから批判を浴びている問題で、台湾メディア・自由時報は15日、台湾のネットユーザーの反応を紹介する記事を掲載した。

茅野さんは「とある魔術の禁書目録Ⅱ」、「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」、「ギルティクラウン」、「食戟のソーマ」、「灼眼のシャナ」、「宝石の国」など、多くの有名アニメーション作品に出演しており、中国にも多くのファンがいる。

11日に配信されたラジオ「茅野愛衣のむすんでひらいて」第152回の中で、茅野さんは靖国神社の近くのスタジオで仕事があることを明かし、「ここホントに気持ちがいい場所ですよねえ」「今はコロナの影響で、お清めもあまりちゃんとできなくなっていますが、少しだけ清めさせていただきました。はあ、気持ちいい。空気が澄んでいる感じがします。しっかりお辞儀しましょう」などと語っていた。なお、同ラジオはすでに削除されている。

自由時報の記事は、「1978年に第二次世界大戦のA級戦犯が靖国神社に合祀(ごうし)されたことで、日本の政府高官が参拝することが敏感な問題となったが、私人の立場で参拝することは信仰の自由とみなされ、ほとんど論争になってこなかった。茅野愛衣が靖国神社を参拝すること自体は問題ないが、時期的な問題とその知名度から、ファンたちの間で物議を醸した」と説明。

中国のネットユーザーから「なんてことだ」「全中国国民が新年を迎え、ほかの声優たちは新年のあいさつをしているのに、あなただけが靖国神社に参拝。大したもんだよ」「キツイ。実力のある声優だがここまでされては…」「彼女の作品をボイコットだ」といった厳しい声が上がったことを伝えた。

また、中国の動画プラットフォーム・ビリビリ(bilibili)で先日、日本のアニメ「無職転生~異世界行ったら本気だす~」の性的な描写などが物議を醸し、最終的にビリビリが同作品の配信を取りやめて謝罪したことに言及し、「茅野愛衣は奇しくも同アニメの主要なキャラクターの一人であるシルフィの声を担当していた」と説明した。

一方で、記事は「この情報は台湾のネット上でもすぐに広まった」とし、台湾のネットユーザーからは「一体何が問題なんだ?ガラスのハートがまた粉砕されたな」「その気があるなら彼女の作品をすべて撤去すればいい。できないだろうけど」「茅野愛衣の作品をすべてボイコットしたら、見るものがなくなってしまうんじゃないか」「どうぞボイコットしてください。中国国内は中国の作品だけで良い」といった声が上がっていると伝えた。(翻訳・編集/北田

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