体長18m・体重40tのマッコウクジラが打ち上げられる、渤海湾海域で初めて―中国メディア

Record China    2021年3月1日(月) 23時40分

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遼寧省大連市長興島海域で、マッコウクジラが海岸に打ち上げられた。体長は約18メートルで、体重は40トン前後という。渤海湾海域にマッコウクジラが打ち上げられていることが確認されたのは初めてだ。

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中国メディアの澎湃新聞によると、遼寧省大連市長興島海域で、マッコウクジラが海岸に打ち上げられていることが27日までに確認された。クジラは死んでいた。体長は約18メートルで、体重は40トン前後という。渤海湾海域にマッコウクジラが打ち上げられていることが確認されたのは初めてだ。

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市側の依頼を受け、大連医科大学解剖学研究室主任の隋鴻錦博士が、マッコウクジラを調査した。隋博士は「このマッコウクジラは、食べ物を追って渤海湾海域に出現したことは確実」との見方を示し「最近になり、海洋の管理が目に見えて効果を上げ、海洋生物の多様性と海洋環境が改善されたことを説明している」と説明。死因については、マッコウクジラの死因は多くある。クジラの外部には傷もないので、判断が難しい」と述べた。

大連市の関連部門は、野生動物の保護に関連する規則に基づいて、国家の関連部門から収蔵の許可を得る考えだ。遺体に含まれる水分と脂肪分を合成樹脂に置き換えるプラスティネーションと呼ばれる技術を用いて標本にして、大連自然博物館で展示することで、海洋に関連する知識を普及させ、海洋文化を宣伝するために用いる考えという。(翻訳・編集/如月隼人

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