デンマーク女王が南京大虐殺記念館訪問=専門家「中国支持の現れ」―中国メディア

Record China    2014年4月28日(月) 10時28分

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27日、訪中しているデンマークのマルグレーテ2世女王が「南京大虐殺記念館」を訪問した理由について、外交評論家の趙振宇氏が解説している。写真は南京大虐殺記念館。

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2014年4月27日、法制晩報によると、訪中しているデンマークのマルグレーテ2世女王が「南京大虐殺記念館」を訪問した理由について、外交評論家の趙振宇(ジャオ・ジェンユー)氏は以下のように解説している。

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デンマークも第二次世界大戦時にファシズムによる長期的侵略を受け、多くの国民がナチスの迫害を受けた。これは中国の境遇と同じである。また、今回のデンマーク女王による南京大虐殺記念館訪問について、デンマークの駐中国大使は「1937年、デンマーク人のシンドボーグ氏は南京の江南セメント工場で1万人に達する中国人を日本軍の虐殺から守った。今も存命者がおり、シンドボーグ氏はデンマークと中国の歴史的つながりを象徴している。これが、女王が同館を訪問する最初の理由だ」と述べた。

女王が現職の国家元首として初めて南京大虐殺記念館を訪れることには、戦争問題において中国支持の立場を表していること、戦中の日本軍による悪行と、悪化する一方の右翼勢力への非難の声が全世界に発信されるという大きな国際的意義がある。

戦中、ファシズム国家であったドイツと日本は真逆の道を歩んでいる。ドイツは真摯に反省、謝罪することで世界から許しを得ているが、日本の安倍首相は靖国を参拝し、歴史を正視せずに教科書を書き換えようとしている。デンマーク女王による今回の南京大虐殺記念館訪問は、日本の誤った行為を背景として、中国の戦争における立場を支持するものであると考えられる。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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