韓国2大免税店が主要ターミナルから撤退、500人に失業危機=中国ネット「中国人を待っている?」

Record China    2021年3月2日(火) 6時20分

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韓国・仁川国際空港の主要ターミナルから、同国の2大免税店が撤退したとのニュースが中国で報じられた。写真は仁川国際空港のターミナル。

韓国・仁川国際空港の主要ターミナルから、同国の2大免税店が撤退したとのニュースが中国で報じられた。中国のネットユーザーからは「中国人観光客が戻ってくるのを待ち焦がれているようだ」などの声が上がっている。

中国中央テレビ(CCTV)経済チャンネルの中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントは、ロッテ免税店と新羅免税店が先月28日をもって最も主要な旅客ターミナルから正式に撤退したと説明。「2店舗の面積は4000平方メートル余りで、免税ゾーンの3割を占める。空港は3度、入札者を募集し、賃料を何度も下げたが、今のところ引き継ぎ手はいない」と述べ、500人が失業に直面していると伝えた。

韓国の免税店では外国人客の消費額が90%を超えており、海外からの観光客に過度に依存する経営モデルにはリスクが存在すると分析されていたという。

同アカウントはまた、感染拡大の影響で韓国が昨年受け入れた外国人旅行者の数が大幅に減ったことに言及した上で免税店が赤字に陥ったことを指摘。「うち仁川国際空港の免税店の売り上げは約95%の下げ幅だった」と伝えた。

この話題に対し、中国のネットユーザーからは「たくさんの空港免税店が中国人観光客が戻ってくるのを待ち焦がれているよう」「中国人がたくさん買っていた頃は『中国人はうるさい』とか言っていたのに」「コロナ流行下では誰の生活も大変」などの声が上がっている。(翻訳・編集/野谷

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