【CRI時評】両会から読み解く「中国式民主」が生気に満ちあふれている理由

CRI online    2021年3月11日(木) 15時10分

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年に一度の中国の両会は、国際社会が中国の政策の方向性に注目する風向計であり、世界が中国の民主の実践を観察する重要な窓口でもある。写真は中南海。

年に一度の中国の両会は、国際社会が中国の政策の方向性に注目する風向計であり、世界が中国の民主の実践を観察する重要な窓口でもある。今年の両会では、3000人近い全人代代表と2000人余りの全国政協委員が北京に集い、今後5年・15年の経済・社会発展に向けた計画などの重大な提案や議案を討論・審議した。

良い民主とはいったいどのようなものなのか。これは人類社会の発展の進展において常につきまとっている問題だ。両会を中国の民主政治を解析するためのサンプルとすれば、人民主体を中核とする中国の特色ある社会主義民主政治が、中国の統治システムの現代化の過程において重要な役割を果たしてきたことが分かるだろう。

中国の14億人を代表して参政・議政(政治に参加し、政治を論じる)する代表・委員の社会的役割は、役人、企業家、科学技術・教育関係者から末端の労働者や農民に至るまで多岐にわたっている。これにより、中国社会の各階層の関心事が、最重要の国家議政プラットフォームに反映され、さらには国家の意思決定に影響を与え、働きかけることが保証されていてる。

両会は、西側の一部の人が言うような「ゴム印」などではなく、民意の反映であり共通認識の結集だ。「全過程の民主」は、中国式民主と西側のブルジョワ民主とを区別する顕著な特徴の一つとなっている。

中国が経済の急速な発展と社会の長期的安定という「二大奇跡」を成し遂げたことを感心しほめたたえる外部の声に対し、中国の特色ある社会主義民主政治は重要な答えの一つを提供している。人民の意志を体現し、人民の権益を保障し、人民の擁護を得ているこの社会主義民主政治制度は、中国の発展への自信と底力の在りかであり、また、人類が民主や理想を追求する道を開拓して広げ、人類の政治や文明の進歩に中国の知恵をささげてもいる。(CRI論説員)

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