2014年4月28日、中国新聞社によると、カナダ華字紙・星島日報は社説で、「韓国が日米中のいずれを“取捨選択”するかが見物だ」と指摘。東アジアに波を立てたオバマ米大統領の訪日、積年の恨みが解消されていない日韓の歴史問題、米韓の連携強化、日韓の協調などに新たに関心が集まっていると伝えた。

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記事では評論家の話として、就任早々に「アジア回帰」戦略を掲げたオバマ大統領が韓国訪問で、核実験実施を示唆する北朝鮮に強い警告を発し、また旧日本軍の従軍慰安婦問題について「甚だしい人権侵害」と明言するなど、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領に対し「英雄美女を好む」姿勢を見せた一方で、韓国が中国と通じるなど「異心」を抱くことも恐れていると指摘した。

その上で、「オバマ大統領は韓国に安全を提供する代わりにTPP加入を促すことを狙っている」とし、「その結果が、韓国が日米中のいずれを選択するかの決め手となる」と指摘した。（翻訳・編集/NY）