日本で台湾産バナナから基準の6倍の農薬、台湾医師「洗ってから食べて」―中国メディア

Record China    2021年3月15日(月) 11時20分

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14日、観察者網は、日本に輸出された台湾産バナナから基準値を超える残留農薬が検出されたと報じた。

2021年3月14日、観察者網は、日本に輸出された台湾産バナナから基準値を超える残留農薬が検出されたと報じた。

日本の食品会社Wismettacが10日、今月1~3日に納品された台湾産バナナから基準値の0.02ppmの6倍に当たる0.12ppmの殺菌剤ピラクロストロビンが検出され、該当商品を回収することを発表した。

記事は、この情報がメディアによって伝えられると台湾では議論が起こったとし、台湾農業委員会の陳吉仲(チェン・ジージョン)主任委員が13日にフェイスブック上で「単一の業者が、基準に満たないバナナを日本に輸出したことで生じたもの。問題発生後すべての業者に対し、規定に基づき業務を行うよう厳しく要求した」と釈明したことを紹介した。

また、同委員会の姚志旺(ヤオ・ジーワン)氏も「これは個別の、単一ロットの問題。台湾産果物の日本への輸出全体に影響を及ぼすものではない」と述べたという。

記事はさらに、台湾・中央社の13日付報道を引用し、毒物を専門とする台湾の医師が今回問題となったピラクロストロビンについて「毒性が低く発がん性はないものの、過剰摂取すれば吐き気、腹痛などの症状が出る。バナナの農薬は大部分が皮に集中するが、皮を触った手に農薬が残留する可能性があり、手を洗わずに他の物を食べれば症状が出ることもある。一番いいのは皮を洗ってから食べることだ」とコメントしたことを紹介。このコメントに対し、ネット上では「バナナを洗うなんて初めて聞いた」「洗うとまずくなるから、バナナと一緒に解毒剤をつけてくれ」といった声が聞かれたと伝えた。(翻訳・編集/川尻

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