Record China 2014年4月29日(火) 20時2分
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28日、韓国・朝鮮日報(電子版)は日本メディアの報道を引用し、安倍晋三首相が日本を訪問したオバマ米大統領に対し、一対一の「サシ会談」を繰り返し求めたものの、拒絶されていたと伝えた。写真はオバマ大統領訪日に関する報道。
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2014年4月28日、韓国・朝鮮日報(電子版)は日本メディアの報道を引用し、安倍晋三首相が日本を訪問したオバマ米大統領に対し、一対一の「サシ会談」を繰り返し求めたものの、拒絶されていたと報じた。29日付で参考消息(電子版)が伝えた。
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記事によると、安倍首相は一対一の話し合いを拒否されると、24日の首脳会談後、明治神宮を見学するオバマ大統領に同行したいと提案。だがこれも断られてしまった。ジョージ・W・ブッシュ大統領(当時)が2002年に来日した際、小泉純一郎首相が同行した前例を受けての提案だった。
オバマ大統領が一対一の会談を断ったのは、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に何らかの影響を与えてしまことを懸念したためとみられる。
安倍首相は23日に行われたすし店での夕食会で、個人的な親密度を高めたい意向だったが、実際には実務的な話に終始した。安倍首相は、両国首脳、キャロライン・ケネディ駐日米大使、佐々江賢一郎駐米日本大使の4人だけで食事をするよう提案した。だが、オバマ大統領は対日強硬派として知られているライス米大統領補佐官を同席させた。
オバマ大統領は、すし店での夕食会で個人的な話はせず、「米国の豚肉業界は日本と違って政治的に本当に強力だ」「自動車産業を敵に回しては米国では選挙はできない」などと話し、TPP交渉での譲歩を訴えたという。
安倍首相は26日、「オバマ大統領は雑談やよもやま話はせず、いきなり本題。たっぷり仕事ができた」と語った。(翻訳・編集/NY)
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