Record China 2021年3月17日(水) 8時20分
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韓国のある学生が、収監中の李明博元大統領から受け取ったとする手紙を公開し、注目を集めている。元大統領の側近も、この手紙が本人の直筆によるものと認めたという。写真は李元大統領。
韓国のある学生が、収監中の李明博(イ・ミョンバク)元大統領から受け取ったとする手紙を公開し、注目を集めている。16日、韓国・国民日報が報じた。
記事によると、韓国の某オンラインコミュニティーに12日、「李明博大統領から手紙の返事が来た」という題名の文章が投稿され、李元大統領の直筆サインが入った選挙ポスターや、大統領選挙当時の名刺と共に手書きの手紙が公開された。
手紙には「○○学生様」という宛名と共に、「思いがけず手紙をもらえてうれしかった」「しかも昔の写真まで同封されていて驚いた。励ましの言葉をもらえて感謝している」との文章が書かれていた。
また、「私自身、未熟な部分が多いが、これまでの人生はずっと一生懸命、誠実に生きてきたと思う」「神に祈りながら過ごしている。いつか明るく笑って会えることを願う」とし、最後は「君の未来とご家族が幸せで満たされますように」との言葉で締められていた。
李元大統領の側近もこの手紙が本人の直筆によるものであることを認め、「先週の金曜日に面会したところ、『ある学生が大統領候補時代のポスターなどと共に手紙を送ってきたので返事をした』とおっしゃっていた」「李元大統領は支持者から受け取った手紙のほとんどに返事をしている」と話したという。
李元大統領は2020年10月に、自動車部品会社「ダース(DAS)」の実所有による裏金工作事件とサムスン電子からの収賄などの罪で懲役17年と罰金130億ウォン(約12億5000万円)、追徴金57億8000万ウォン(約5億6000万円)の実刑判決を受け、安養刑務所に収監されている。
この報道に対し、韓国のネットユーザーからは「朝から大笑いした。今年最高のギャグだ」「あつかましい自己合理化」「自分自身をもだましている国宝級の詐欺師」「『誠実』という言葉の意味を知らないのか?」「だから赦免すべきじゃない。本人も反省していないし、熱心な信者がまだ存在している」「今問題になっているLH(韓国土地住宅公社)を、反対を押し切って作ったのも李元大統領だぞ。何が誠実だ」など、冷ややかなコメントが数多く寄せられている。(翻訳・編集/丸山)
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