オバマ大統領の日韓訪問、静観した中国の重要性高まる―韓国紙

Record China    2014年4月30日(水) 20時30分

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30日、海口網によれば、韓国・中央日報は28日、オバマ大統領のアジア歴訪について、中国は特に反応を見せなかったことで、その重要性がかえって高まったと報じた。資料写真。

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2014年4月30日、海口網によれば、韓国・中央日報は28日、オバマ米大統領が日本や韓国の訪問を終え、各国でその成果が議論されていると報じている。オバマ大統領は中国を訪問しなかったが、そのアジア歴訪の中心にあったのは実際には中国だったと論じる声もある。

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オバマ大統領の韓国訪問は象徴的な意味を超えるものがあり、米韓両国は北朝鮮に対して強い姿勢を示すメッセージを発したほか、慰安婦問題を「恐るべき人権侵害」と位置付け、歴史認識で日本に対して警告を発したことも大きな収穫だったと、韓国では評価されている。

韓国のシンクタンク・峨山政策研究院外交安保センターの担当者は、オバマ大統領が「安倍首相も歴史認識の重要性を認識している」と語ったことは歴史認識について十分話し合ったことを韓国に伝える意味合いを持っていたと指摘した。

中央日報は、中国はオバマ大統領が尖閣諸島について「日米安保の適用範囲内だ」としたことに反対した以外には特に反応を見せなかったとし、中国包囲網であるTPPの交渉失敗もあって、北朝鮮の核問題などにおける中国の重要性は再び高まったと指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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