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コロナの次はキムチ?客足途絶えた韓国の飲食店が悲鳴=韓国ネット「中国産は食べられない」

Record China    2021年3月18日(木) 22時0分

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17日、韓国・毎日経済は「コロナの次は中国産キムチ…客足がパッタリ途絶えた飲食店『悲鳴』」と題し、その実態を伝えた。写真はキムチ。

2021年3月17日、韓国・毎日経済は「コロナの次は中国産キムチ…客足がパッタリ途絶えた飲食店『悲鳴』」と題し、その実態を伝えた。

記事によると、新型コロナウイルスの長期化により売り上げに大きな打撃を受けた自営業者らが最近、消費者の間に広がる「中国産キムチ恐怖症」の影響で二重苦、三重苦に悩まされている。

きっかけになったのは、中国現地にあるキムチ工場の動画が韓国のインターネット上で拡散したこと。動画には、泥水の中から塩漬けの白菜をさびついたフォークレーンに移す様子が映っており、水の中で裸の男性が素手で白菜をかき混ぜる姿も見られた。これを目にしたユーザーからは「もう中国産キムチは食べられない」との声が上がり、家庭や飲食店で中国産キムチを避ける現象が起きているという。

しかし、韓国では輸入キムチの99%以上を中国産が占めている。韓国産キムチと中国産キムチの価格は少なくとも3倍、多ければ7倍以上の差があることから、小さな飲食店の多くは安い中国産キムチに頼らざるを得ない状況だという。

そのため今回の騒動はキムチチゲ店はもちろん、キムチをおかずとして提供している店などに打撃を与えている。さらには「不買運動」の兆しまで見られ、飲食店経営者らのため息は深まるばかりだと記事は伝えている。

こうした状況を受け、韓国食品医薬品安全処は「駐韓中国大使館を通じて、動画に出てくる白菜は輸出用ではないことを確認した。中国政府は問題になっている白菜の漬け方を2019年から法律で全面禁止している」と明らかにしたという。

しかし韓国のネット上では「中国産キムチの方がコスパはいけど、あんな作り方をしたキムチは口に入れられない」「飲食店を経営してるけど、お客さんのせいにはできない。だって自分も中国産キムチ食べたくないから」「中国政府の言うことなど信じられる?」「中国に1年住んだことがあるけど、現地の人がキムチを食べるのを見たことがない。つまり、中国で製造されたキムチの大部分は輸出用と見た方がいい」と疑うユーザーが続出している。

また、韓国政府に対しても「韓国政府の主張も意味不明。内需や輸出に関係なく、中国であんなふうに製造されたキムチが韓国に入ってくる可能性があること自体が問題」「中国産キムチの輸入をやめるべき。輸入するから中国がキムチを自分たちの物と主張する」「日本は中国の現地工場に日本人の監督を常駐させてるらしいけど、韓国は?管轄部署は何やってるの?」という厳しい声が上がっている。

その他「一番悪いのは中国産キムチを国産キムチと表記する人」「飲食店もこんな食材で金もうけをしようとしてるの?」などの声も寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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