渡辺直美をブタに…五輪演出責任者の案に中国ネット「まったく笑えない」「いかにも日本」

Record China    2021年3月18日(木) 13時20分

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東京五輪の演出の責任者が、タレントの渡辺直美にブタを演じさせる案を出していたことが中国でも報じられ、物議を醸している。

東京五輪の演出の責任者が、タレントの渡辺直美にブタを演じさせる案を出していたことが中国でも報じられ、物議を醸している。

週刊文春によると、東京五輪・パラリンピックで開会式の演出を取りまとめる「総合統括」を務める佐々木宏氏(66)は昨年3月、演出について話し合うオンライン上の会議で「オリンピック」とブタを表す英語の「ピッグ」をかけた「オリンピッグ」に、ブタに扮(ふん)した渡辺直美を起用する案を提示した。グループのメンバーから批判の声が相次ぎ、撤回して謝罪したという。

騒動について大会組織委員会は「事実であれば不適切で大変遺憾」とコメントしている。なお、佐々木氏は組織委員会の橋本聖子会長に辞意を伝えたことを明らかにした。

中国でもエンタメメディア・新浪娯楽などが17日付でこれを伝え、関連ワードが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のランキングの上位に入った。

ネットユーザーからは、「まったく笑えない」「女性への侮辱、体形への侮辱、五輪精神への侮辱。どうかしてる」「他人に対する尊重を欠きすぎ」「お笑いタレントにだって人格というものがある」「この人が野村萬斎(総合統括だったが昨年12月に佐々木氏と交代)の後任?ちょっと低俗すぎるんじゃないか。文化や芸術を扱う人のハードルはここまで下がっているのか?」といった声が上がった。

また、「いかにも日本といった低俗な趣味」「日本のお笑いって多くが相手への侮辱だよな」といった声も散見された。中国のネット上では最近、お笑い芸人の加藤浩次がかつて番組内でアイドルの顔を踏みつけるなどし、ファンから多数の殺害予告を受けたという騒動と、「日本における女性の地位の低さ」を結びつけて論じる記事や言論が相次いでいる。(翻訳・編集/北田

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