韓国が流出文化財返還活動を強化、最大のターゲットは日本―中国紙

Record China    2014年5月1日(木) 6時20分

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29日、環球時報は記事「オバマ大統領の文化財返還が引き金、韓国が流出文化財の返還活動を強化」を掲載した。流出文化財の保有数で最多は日本。今後、返還要請が相次ぐことが予想される。資料写真。

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2014年4月29日、環球時報は記事「オバマ大統領の文化財返還が引き金、韓国が流出文化財の返還活動を強化」を掲載した。

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韓国を訪問したオバマ大統領は、朝鮮王朝時代の玉爾(ぎょくじ)など文化財9点を返還した。いずれも朝鮮戦争時代に違法に持ち出されたもの。国際法では違法に持ち出された文化財の返還を義務づけている。

この返還をきっかけに韓国では流出文化財の返還活動が強化されることになった。予算が従来の30億ウォン(約2億9800万円)から50億ウォン(約4億9700万円)に拡充された。

韓国当局の統計によると、今年4月1日時点で流出文化財の総数は15万6000件。世界20カ国に散在しているが、最多は日本で6万7700件に達する。続いて米国の4万3000件。今後、日本への返還要請が相次ぐことが予想される。(翻訳・編集/KT)

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