半数以上が経済先進地帯での勤務継続を希望=新疆出身の少数民族労働者

CRI online    2021年3月19日(金) 18時10分

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曁南大学は「『強制労働』か『素晴らしい生活への追求』か」と題する研究リポートを発表する予定。広東省に長期滞在して働く新疆ウイグル自治区出身の少数民族労働者の状況を詳解するものです。写真はウイグル族。

広東省広州市にある総合大学である曁南大学は近日中に「『強制労働』か『素晴らしい生活への追求』か」と題する研究リポートを発表する予定です。同リポートは、広東省に長期滞在して働く新疆ウイグル自治区出身の少数民族労働者の状況を詳解するものです。

リポートは、新疆出身の少数民族労働者が勤務する広東省企業5社を調査し、ウイグル族、カザフ族、キルギス族、タジク族など新疆ウイグル自治区出身の少数民族労働者計70人に聞き取りを行いました。

リポートによると、新疆の少数民族にとって、新疆以外の地域に赴いて労働することには、家庭の増収や視野が広がること、考え方が変わること、言語能力と職業技術水準の向上などにつながること、子供が経済先進地帯の教育資源を享受できること、家庭と社会における女性の地位が向上することなど、多くの利点があります。経済先進地帯に滞在して働く新疆出身の少数民族労働者のうち、46%の人は企業で勤務して収入を増すことを望み、31%は帰郷してから蓄えた資金で起業する計画を持ち、23%は広東省に移住することを計画しているとのことです。

リポートの著者の一人であるニロバイル・エルティ氏は、新疆ウイグル自治区出身の学者として、新疆の人々の考えは身にしみてよく分かると述べ、西側の反中組織による中傷は、実際には新疆ウイグル自治区の少数民族が自由に移動し、より良い生活をする権利を奪うものだとの考えを表しました。(提供/CRI

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