人民網日本語版 2021年3月22日(月) 18時40分
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中国の科学者が湖北省武漢市で行った血清疫学的追跡調査によると、新型コロナウイルス抗体検査の結果が陽性だった人のうち、40%にはウイルスに有効な抗体が存在することがわかった。写真は武漢。
中国の科学者が湖北省武漢市で行った血清疫学的追跡調査によると、現地の人々で新型コロナウイルス抗体検査の結果が陽性だった人のうち、40%にはウイルスに有効な抗体が存在し、少なくとも9カ月間は効果が持続することがわかった。この研究結果は19日に世界的医学誌「ランセット」で発表された。新華社が伝えた。
この研究は、新型コロナウイルスの血清に含まれる抗体の動的変化の法則を明らかにしたとともに、ワクチンの有効期間の評価にも大いに参考になるものだ。同研究によると、誤差を補正した抗体陽性率は6.9%となった。
これまでの世界の多くの国での研究によると、血清抗体陽性率に基づいて推計した感染者数は、新型コロナの確定感染者数を大幅に上回り、両者の開きは10倍以上になるケースが多い。その原因は主に、感染者の大部分が無症状か軽症で、PCR検査や医師の診察を受けていない可能性があるからだと考えられる。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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