Record China 2021年3月23日(火) 0時20分
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中国北京市公安局は22日、八達嶺長城を傷付けた観光客3人に対し、「治安管理処罰法」に基づく行政拘留と罰金を科したことを発表した。
長城側のそれ以前の投稿によると、21日午後、観光客3人が長城の壁に何かを彫ったことがネットユーザーなどによって暴露された。初期調査の結果、鍵や針金といった物が使われたとみられ、彫った内容は観光客の名前だったという。
長城側はこの他、治安管理処罰法第63条で「国家が保護する文化財、名所旧跡を故意に損壊した場合、警告または200元(約3300円)以下の罰金に処す。情状が比較的重い場合は5日以上10日以下の拘留と200元以上500元(約8400円)以下の罰金に処す」とされていることに言及。「文化財や旧跡を大切にし、貴重な歴史文化遺産を一緒に守ってほしい」との強烈な呼び掛けも行った。
長城では過去にもこうした行為が繰り返し起きており、問題視されてきた。(翻訳・編集/野谷)
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