断交したコスタリカに3500万ドルの返還要求―台湾

Record China    2007年6月11日(月) 6時59分

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2007年6月9日、中国と国交を樹立した中米コスタリカとの断交にふみきった台湾政府は、コスタリカ政府に対し、3500万ドルの借款返還を要求した。台湾外交部資料写真。

2007年6月9日、台湾外交部次官の張小月(チャン・シャオユエ)は断交したコスタリカに対し、台湾政府はいかなる形での事務所や代表所をコスタリカに置くことはないとしながらも、現地に住む台湾人留学生に影響を与えてはならないと強調した。

外交部スポークスマンの王建業(ワン・ジエンイエ)氏は、コスタリカに対し今後いかなる融資もおこなわないと強調。台湾政府がこれまでおこなってきた3500万ドルの融資については、従来どおり台湾に返還するようコスタリカに要求すると述べた。

コスタリカは半年に1度、15年間にわたり台湾に借款の返済をする約束になっているが、これまでの返済回数は昨年と今年の各1回ずつ、計2回しかないという。(翻訳・編集/本郷智子)

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