中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で23日、中国河北省であった「ニセ警察官」騒ぎが紹介され、ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

微博アカウント・頭条新聞によると、同省保定市で先日、パトロール中の警察が道路を逆走する警察のマークをつけたバイクを発見した。運転していたのは警察の制服を着た男で、不審に思った警察は男に停車を指示。実はこの男は警備員で、制服や各種装備は「仕事に都合がいいから」という理由でネットで購入したものだった。運転免許は持っておらず、バイクにナンバープレートもなかったという。

警察はその後、男に罰金700元（約1万2000円）を命じ、バイクを差し押さえて警察のマークなども没収。これにネットユーザーからは「ニセの警察官。しかも免許がないとは」「このバイクを見ればすぐに偽物だと分かる」といった声が寄せられている。（翻訳・編集/野谷）