工事トラブルで教師をグラウンドに埋める、事件に関わった校長が獄中で号泣懺悔もネットは冷ややか―中国

Record China    2021年3月26日(金) 19時20分

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24日、紅星新聞は、18年前の中学校校庭死体遺棄事件に関わった中学校校長が獄中で胸中を打ち明けたと報じた。

2021年3月24日、紅星新聞は、18年前の中学校校庭死体遺棄事件に関わった中学校校長が獄中で胸中を打ち明けたと報じた。

2001年12月に湖南省懐化市の中学校グラウンドで、グラウンドの土木工事請負業者と学校側の管理代表者との間でトラブルが生じ、03年1月に請負業者の元死刑囚が学校側管理者を殺害、遺体を工事中のグラウンドに埋めた。

被害者はその後16年間行方不明とされていたが、19年4月にグラウンドを掘り返した際に遺体が発見された。警察の捜査によって元死刑囚および事件の隠ぺいに関わった人物が逮捕され、元死刑囚のおじであった中学校校長も逮捕された。元死刑囚は昨年1月に死刑判決を受け、程なく死刑が執行された。

現在、獄中生活を送る中学校校長はこのほど、カメラに向かって「本当に、心から、被害者とその家族に懺悔(ざんげ)する。遺族の心についた傷を、私は埋めることができない」と涙にむせびながら語った。

親族を守るために部下の殺害に加担した校長の懺悔に、中国のネットユーザーからは「こんな懺悔、受け入れられるわけがない」「アカデミー賞ものの演技だわ」「ワニの涙(偽善者による偽善の涙)だ」「捕まったから懺悔してるんだろう。捕まる前にそんな涙を流したことがあったのか?」「そんなに後悔していたのなら、どうしてさっさと自首しなかったのだ」「被害者への謝罪で泣いているのではなく、自分が捕まったことを悔やんで泣いているんだな」など、厳しい批判の声が続々と寄せられた。(翻訳・編集/川尻

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