Record China 2021年3月27日(土) 18時20分
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チベット族のイケメン青年、丁真さんの故郷であるカンゼ・チベット族自治州。「丁真効果」で観光地としての人気が急上昇したが、今度は「イケメン局長」が新たなけん引役となりそうだ。
日本のテレビ番組でも紹介されたチベット族のイケメン青年、丁真(ディンチェン)さんの故郷である中国四川省のカンゼ・チベット族自治州。「丁真効果」で観光地としての人気が急上昇したが、今度は観光当局の「イケメン局長」が新たなけん引役となりそうだ。
中国メディア・観察者網に25日掲載された記事によると、カンゼ・チベット族自治州文化広播電視・旅遊局の劉洪(リウ・ホン)局長(49)は今月21日、広東省東莞市で開かれた文化交流イベントに参加した。会場ではチベット族の歌のステージや同自治州理塘県の観光大使・丁真さんによる観光PRが行われ、イベント終了後に劉局長は丁真さんの周りに集まるファンをさえぎる「壁」になったものの、自身が囲まれて記念写真を求められる事態になったそうだ。
記事は、劉局長が23、24日と2日連続でネットで注目の人となったことに言及し、「広東でのイベントではそのイケメンぶりで多くのファンを獲得」と紹介。また、劉局長が「丁真さんが人気者になったことは自分にネット世界の強大さを感じさせた。従来の観光PRの方法は骨が折れるものだが、今後は自分が『網紅』(ネット上の人気者)になることを通して故郷の観光を発展させたい」との考えを語ったことを伝えた。
劉局長は動画投稿サービス「抖音(中国のTikTok)」のアカウントを開設し、地元の文化や風景を紹介していくという。(翻訳・編集/野谷)
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