オバマ米大統領、「軟弱外交」との批判に反論、「戦争の10年を経て、誰が軍事力使いたがる」―SP華字紙

Record China    2014年5月1日(木) 9時14分

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30日、シンガポール華字紙・聨合早報によると、オバマ米大統領は、フィリピン・マニラでの演説で、「戦争の10年を経て、なぜ多くの人が軍事力行使を支持するのか」と語気を強め、「軟弱外交」との批判に反論した。資料写真。

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2014年4月30日、シンガポール華字紙・聨合早報によると、オバマ米大統領は、フィリピン・マニラでの演説で、「戦争の10年で、(米国の)部隊と予算は手痛い代償を払った。なぜ多くの人が軍事力行使を支持するのか。こうした批判者はそうすることでどのような目的を得られると考えているのか」と語気を強め、「軟弱外交」との批判に反論した。環球時報が伝えた。

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記事によると、オバマ大統領は「批判者」について具体的な言明はしなかったものの「ワシントンとニューヨークの外交政策評論家だ」とだけ述べた。

米共和党は、オバマ大統領の外交政策や安全保障政策に懸念と不満を示している。ウクライナ危機についても、共和党からは「大統領の近年の軟弱な外交政策が、敵の公然とした挑発を招いた」とする声が上がっている。

米国のロードス国家安全保障副顧問は「批判者の要求に応えて行動すれば、米国が関与する軍事衝突は数え切れない」と指摘する。

オバマ大統領は、ウクライナ問題について、「米国に派兵を求める人はいないが、ウクライナへ武器提供するよう提案する人はいる」とした上で、こうした提案について、「米国が武器提供すればロシア軍を防げると本当に考えているのか」と反論した。(翻訳・編集/NY)

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