Record China 2014年4月30日(水) 14時7分
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30日、騰訊体育によると、国際スケート連盟(ISU)は28日、公式ウェブサイトで声明を発表し、フィギュアスケートの採点ルールを一部変更すると発表。韓国メディアは「事実上のキム・ヨナルールだ」と評している。写真はキム・ヨナ。
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2014年4月30日、騰訊体育によると、国際スケート連盟(ISU)は28日、公式ウェブサイトで声明を発表し、フィギュアスケートの採点ルールを一部変更すると発表。新ルールではジャンプの難度の採点が厳格化される。韓国メディアは「事実上のキム・ヨナルールだ」と評し、ソチ五輪のキム・ヨナに対する採点問題が、今回の“大手術”につながったとしている。
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ISUの新ルールでは、技の難易度、出来栄えの加減点などの基準が明確に記されており、特にジャンプの採点がより厳格になる。ショートプログラム(SP)でジャンプが規定の回転数に足りない場合やSP、フリーで1回転半未満のジャンプは無得点となる。また、ジャンプの踏み切りに違反があった場合は基礎点が70%に減点される。ISUの基準に従えば、3回転ルッツを跳んだときに踏み切り違反と判定されると、基礎点は6.0点から4.2点に減点される。
今回の新ルールは簡単に言えば、ジャンプの完成度への採点が厳しくなったものだ。すなわち、高難度のジャンプに挑戦した場合、わずかでもミスを犯せば大幅に減点される。一方、難度は低くてもミスがないと判定されれば高得点が与えられる。これについて、一部の関係者は「言い換えれば、選手に高難度のジャンプを跳ぶことを奨励しないということだ」と指摘。周知の通り、日本の浅田真央はトリプルアクセルなど、難度の高い技が持ち味だ。一方、ライバルのキム・ヨナは難度は低く抑える演技で、試合では“ノーミス”で審判を征服し、優勝を手にしてきた。
このような背景から、ISUの新ルールに対する日韓の反応は当然のことながら対照的だ。日本メディアは「高難度の技への意欲が失われれば、フィギュアスケートの魅力が損なわれる」と伝え、韓国メディアは「事実上の“キム・ヨナルール”だ」と歓迎を示し、「もっと早く実施されていれば、ソチ五輪の採点問題は起きなかった」「浅田真央のような選手にとっては、減点が多くなる」などと伝えている。(翻訳・編集/北田)
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