Record China 2021年3月30日(火) 19時50分
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台湾のある専門家が番組内で、中国によるH&Mボイコットについて「ぶっちゃけて言うと金がないから」と発言したと、中国メディアの頭条新聞が30日付で報じた。
中国国内では、新疆ウイグル自治区の人権問題をめぐり、自治区産の綿花を製品に使用しないと表明したスウェーデンの衣料品大手「H&M」の商品不買を呼び掛ける動きが広がっている。
これに関連し、台湾のある専門家が番組内で、中国によるH&Mボイコットについて「ぶっちゃけて言うと金がないから」などと発言したと、中国メディアの頭条新聞が30日、SNS微博(ウェイボー)への投稿で報じた。
H&Mは昨年、新疆で「強制労働」が行われているなどとして、自治区産の綿花の使用停止と自治区内に工場のある中国企業との取引停止を発表していた。欧州連合(EU)が最近、この問題をめぐり中国に制裁を加えたため、中国でH&Mの声明が注目されるようになり、やり玉にあげられている。
台湾の専門家の発言について、投稿のコメント欄を見ると、「台湾省全体のイメージを傷つける発言なのに、島内の研究者たちはこんなレベル?」「統一したら、智的な援助が必要なようだな」「自分たちのパイナップルの心配でもしたらどうだ」などと反発する声が寄せられていた。
また、十年前に台湾の別の専門家がテレビ番組で、「中国の庶民は(貧しくて)茶葉蛋(茶葉と一緒に煮込んだゆで卵)すら食べられない」などと問題発言して物議を醸したことを持ち出して、「はいはい、茶葉蛋すら食べられない俺たちはH&Mなんて高価で手が出ませんよ」「2021年にもなって大陸父さんが貧乏なんて信じる人、世界中にいる?」などのコメントも書き込まれていた。(翻訳・編集/柳川)
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