Record China 2021年4月2日(金) 19時0分
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米下院選に出馬を表明している韓国系女性候補の発言が物議を醸している。写真は米国の「Stop Asian Hate」活動。
米下院選に出馬を表明している韓国系女性候補の発言が物議を醸している。中国メディアの観察者網が4月1日付で伝えた。
今年2月に新型コロナウイルスによる肺炎で死去した米共和党のロン・ライト下院議員の後任を選ぶ特別選挙がまもなくテキサス州で行われる。
記事によると、3月31日に開かれたフォーラムに出席した韓国系候補者のセリー・キム(Sery Kim)氏は、中国系移民の問題に言及し「彼ら(中国系移民)にここにいてほしくない。彼らは知的財産を盗み、新型コロナウイルスを与えた上、自分たちの責任を問うたことがない。私は韓国系なので、そう言える」と発言したという。
観察者網の記事は、「米国でアジア系住民をターゲットにしたヘイトクライムが頻発する中、アジア系の内部でも互いを攻撃する声が現れた。韓国系女性が公の場で中国系住民を攻撃した」と伝えた。
その上で、「米国のネットユーザーからは、『キム氏にはこのようなことを言う資格がない』と非難する声や、キム氏の発言を『恥ずかしい』と批判する声が上がった」「同じ韓国系米国人は、『この発言が米国社会におけるアジア系への差別改善には役立たず、状況をさらに悪化させるだけだ』と指摘した」などと批判的に伝えた。
キム氏はテキサス大学ロースクールを卒業。現在は弁護士兼フリーライターとして活動している。(翻訳・編集/北田)
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