四川省成都市で夏に開催予定のユニバーシアードが延期―コロナ影響、国際大学スポーツ連が決定

Record China    2021年4月4日(日) 13時0分

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国際大学スポーツ連盟(FISU)は、四川省成都市で8月に開催される予定だったユニバーシアードを、2022年開催に変更することを決めた。新型コロナウイルス感染症の影響を考慮した。

中国青年報は2日、国際大学スポーツ連盟(FISU)が同日、四川省成都市で2021年8月に開催される予定だったユニバーシアードを、22年開催に変更したと報じた。全世界における新型コロナウイルス感染症の流行により国境を超える移動が制限を受けているなどの要因を考慮したという。

FISUによると、22年の具体的な会期は、各方面と協議して決定する。大会名には、当初予定の開催年を示す「2021」という数字をそのまま残す。

FISUによると、ユニバーシアードの延期は中国大学生スポーツ協会および成都市ユニバーシアード組織委員会と協議した上で決定した。選手を含む大会関係者と成都市民の健康と安全を考慮したという。FISUと中国側組織は今後も準備を進め、成功のために努力する。

第31回ユニバーシアードの開催地が四川省成都市に決まったのは18年12月だった。成都市では2年余りの間に、大量の準備作業が進められてきた。21年3月3日までに計49カ所の競技会場のうち、45カ所が完成した。選手村のために新たに建設された22棟も完工し、初期検査に合格した。3月時点で大会の「中核ボランティア」5000人余りが決定し、都市ボランティアの登録は69万人を突破したという。(翻訳・編集/如月隼人

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